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やってはいけない「文字詰め込み型チラシ」

今回お迎えするやってはいけないデザインは、「文字詰め込み型チラシ」です。何でもかんでも書いてしまってとにかく文字だらけのチラシ、見たことありませんか?例えば、こんな・・・

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なぜ、いけない?

チラシやポスターは基本的には「読まれない」ものだからです。もしもポストに入っていたDMが文字だらけだったら…よーし、読むぞー!とはなりませんよね。書けばきっと読んでくれる…!という淡い期待は、残念ながらホントに淡い期待で終わってしまうもの。このチラシをパッと見てわかることは、「シニア向けのイベントがどこかである」ということぐらいです。せっかく作るんだったら、パッと見るだけで内容が伝わるチラシにしたいですよね。

原因は?

何でもかんでも書いてしまうのは、言いたいことがまとまっていないから。そして、そのまとまっていない長文原稿をペッペッとコピペしてしまえば、文字詰め込み型チラシの出来上がりです。でも、プロの作るチラシにだってもちろん文章はあるのに、サラッと読めてしまったりします。そこにはどんなテクニックがあるのでしょうか。

対策は?

「読みやすい文章」と聞くと、文字の大きさとか、行間とか、デザインで何とかできると思われがちですが、それだけではありません。読みやすいかどうかは原稿を書く段階から決まってきます。たとえば、

  • 読み手に必要とされている情報を書く(=自分目線で書かない)
  • 長文は段落に分けて書く
  • 段落には見出しをつけ、概要をつかみやすくする
  • わかりやすい言葉やシンプルな言い回しを使う
  • 興味をひくキャッチコピーを添える

などなど。一番のポイントは、読み手の目線から書くことです。この原稿づくりの後に、画像やフォント、レイアウトなど見た目の工夫が加わることで、いいデザインが生まれます。

「文章は誰にでも書ける」というイメージが強いせいか、クオリティが軽視されがちな原稿づくりですが、読み手に寄り添った書き方をするとしないとでは、その後出来上がるデザインがだいぶ変わってきますよ!

「やってはいけないデザイン」では、デザインのことだけでなく、いいデザインにするための原稿づくりのポイントもご紹介しています。簡単に魅力的なキャッチコピーを書くコツなどもご紹介していますので、合わせて参考にしてみてください!

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